ヨーグルトを温めて食べている人が増えています。
実際にヤセた人もいるんですって。ちょっと気になります。
ホットヨーグルトは、料理研究家の村上祥子さんが考案したヨーグルトの食べ方です。
ヨーグルトは温めるだけで、コレステロールと中性脂肪を減少させ、ダイエット効果が期待できます。毎日食べ続けた人からは、「シミやニキビが消えて美肌になった」「お腹がへこんだ」「花粉症が治改善された」という声がたくさん寄せられてるそうですよ。
ヨーグルトをレンジで温めるだけの簡単ダイエット。
それでは、さっそく効果や方法を見ていきましょう。
ヨーグルトは温めるべし!
でも、なぜ温めるの?
①カルシウムの吸収を促進する
ヨーグルトを温めると有効成分(特にカルシウム)の吸収がアップします。実はこのカルシウム、不足すると太ってしまう原因にもなるんです。
大妻女子大学・家政学部食物学科の教授であり、農学博士の青江誠一郎先生のお話によると
「牛乳や乳製品は太ると思いがちですが、カルシウムが不足すると実は太ります。牛乳や乳製品をしっかり摂っている方が、脂肪が少ない。カルシウムを摂らないと、脂肪が燃えにくい体になってしまうんです」栄養が足りていないと、体はそれを保持しようとする。一度ついた脂肪も、燃やさずに体に溜め込む。逆に、カルシウムやタンパク質などをしっかり摂ることで代謝がよくなり、エネルギーを消費しやすくなるという。
参照元:ハピママ
つめたいままヨーグルトを食べてしまうと、胃や腸などの働きを低下させてしまい、乳酸菌が思うように吸収できません。その結果、ヨーグルトを食べることで得られるメリットを十分に受けることができなくなってしまいます。
温かいヨーグルトは腸を冷やさないので腸の働きが低下せず、カルシウムの吸収率がアップするんです。
健康のために食べていたヨーグルトが腸を冷やし、カラダの不調を招くこともあるんですね・・。
②乳酸菌の働きを活発にする
これまで当たり前のように冷やして食べていたヨーグルト。冷蔵庫から出した直後は10℃くらいでしょうか。でも、乳酸菌にとってこの温度は十分に活動できない温度だったんです。
菌の種類にもよりますが、乳酸菌が活発になる温度は40度前後。ヨーグルトは人肌程度に温めて食べることで本来の実力を発揮するんですね。
さらに、乳酸菌の種類によっては直接脂肪を燃焼する効果がある“ビフィズス菌BifiX”や“ガセリ菌SP株”、腸内環境をよくして基礎代謝を上げダイエットを促進する植物性乳酸菌“ラブレ菌”などあります。あなたに合った乳酸菌を選びも大切です。
ちなみに、『人よりたくさん食べているのにヤセている人』のお腹の中を調べたところ、標準の約2倍の乳酸菌が生息していたという報告もあります。
腸を冷やさずに、効率的に乳酸菌を摂るなら、サプリメントもいいですね。
《 おすすめサプリ一覧 》(外部サイト)
いつ食べるのが効果的?
最も効果の期待できるタイミングは、夕食後です。
睡眠中は、成長ホルモンが盛んに分泌されるため、脂肪の分解が活発になります。カルシウムを十分に摂っておくことで、脂肪の分解が効率的になるんです!
また、乳酸菌が腸の働きを促してくれ、夜の間に腸を正常なサイクルへ整えることができます。
※空腹時に食べると、胃酸により乳酸菌が死んでしまうため、食後に食べるのがおすすめです。
食べる目安は120g~200g程度。それ以上多く食べてもダイエット効果は変わらないのだそう。
ホットヨーグルトの作り方
◆ 材料 ◆
・ヨーグルト(無糖) … 100g
・はちみつ … 大さじ1
・水 … 大さじ1
◆ 作り方 ◆
器に材料をぜんぶ入れます。ラップせずにレンジ500Wで40秒~1分加熱。とり出して混ぜたらでき上がり!
ヨーグルトの温度が63度を超えると乳酸菌が死んでしまうので温めすぎには注意は必要です。
個人的には乳酸菌のエサになるオリゴ糖をおすすめします。先日、わたしなりのアレンジレシピを探していて、試しにダイエットに効果的な“りんご酢”を混ぜてみました。意外とおいしく食べれましたよ。
食べ始めてから数日後。別のうれしい効果がありました。
《 なぜか口臭が改善! 》
口臭にも様々な原因があり、仕組みもわからないので、効果は保証できませんが、興味のある方はチャレンジしてみては。もし実践するなら、寝る前の“ヨーグルト歯磨き”も合わせてどうぞ。
“ヨーグルト歯磨き”は寝る直前に無糖のヨーグルトで歯みがきするだけ。口をすすいではいけません。乳酸菌が就寝中の細菌増殖を抑えて、翌朝すっきり!
話がそれてしまいました。
こちらはcookpadで紹介されている黒糖ときな粉のアレンジレシピ。
おいしそうですね。
いかができたか?
実際にホットヨーグルトで痩せた人もけっこういるみたいですよ。食事制限ではないので普段の生活にうまく取り入れて健康的なダイエット生活を送りましょう。